春彼岸
牡丹の花の時期であるため「ぼたもち」と呼ばれる
牡丹の花に似せて、大きく丸い形にする小豆の収穫時期から時間が経つため、こしあんを使う
秋彼岸
萩の花の時期であるため、「おはぎ」と呼ばれる
細長く小さめの形にする秋に収穫されたばかりの小豆は皮が柔らかいため、つぶあんを使う
その他にも、うるち米が「おはぎ」、もち米が「ぼたもち」など諸説あります。
小豆の赤い色が、魔除けの効果があるされ、色も華やかで、慶事に使われます。お彼岸はご先祖に思いを馳せて供養する仏教行事の一つです。亡き人への思いが届きやすくなるお彼岸に、邪気や災難を防ぐ小豆を使った「ぼたもち」や「おはぎ」をお供えしてお墓参りをし、あの世での幸せと無事を願う習慣が根づきました。